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抱き身とは?鶏肉の歴史や大山鳥ムネ肉の魅力を詳しく紹介

抱き身とは?鶏肉の歴史や大山鳥ムネ肉の魅力を詳しく紹介

抱き身は鶏肉を使用したメニューのひとつです。気にはなるものの、どの部位かが分からずに頼んだことがないという方がおられます。
抱き身は、濃厚なうまみと適度な脂肪が特徴です。鶏肉本来の風味を楽しみたい方におすすめです。そこで今回の記事では「炭火串焼 千喜」でも提供している抱き身についてご紹介します。

抱き身とは?

抱き身とは鶏のムネ肉のことです。皮を付けたまま串に刺して焼くことから、ムネ肉の串とも呼ばれています。ここでは、抱き身の特徴や歴史について詳しく解説します。

抱き身の歴史

抱き身という言葉の由来には諸説あります。その中でも有力な説は、大きく分けると2つです。

1つ目は、抱き身の見た目に由来した節です。皮を付けた状態でムネ肉を串に刺すと、皮がムネ肉を抱くように見えます。皮とムネ肉の見た目から、抱き身と呼ばれるようになったと考えられています。

2つ目は、鳥の行動が由来となった節です。鳥は卵を温めるときに、ムネを使って卵を抱くように温めます。鳥の行動から、ムネ肉を抱き身と呼ぶようになったと考えられています。

鶏肉の歴史

日本で鶏肉が食べられるようになったのは江戸時代です。古墳時代から飛鳥時代にかけては、主に卵を食べる目的で鳥が飼育されていました。しかし、江戸時代になると食用としての鳥の飼育が本格化します。戦後までは高級食材として扱われていた鶏肉ですが、ブロイラーの導入によって手頃な価格で鶏肉を楽しめるようになりました。

抱き身の味

鶏のムネ肉は脂肪が少ないため、パサパサのイメージを持つ方がおられます。ただし、抱き身は皮を付けた状態で焼いているため、ムネ肉に含まれている旨味と皮に含まれているジューシーな味を同時に楽しめます。 抱き身のもう一つの魅力は、独特な食感です。外側の皮はカリッと香ばしく焼き上がっており、中のムネ肉は柔らかく仕上がっています。抱き身なら、2つの食感を同時に楽しめるでしょう。

大山鳥ムネ肉の特徴

「炭火串焼 千喜」では、大山鳥を使用しています。大山鳥は柔らかな肉質とジューシーな味わいが特徴の鶏肉です。ここでは、大山鳥の特徴について解説します。

徹底した品質管理

大山鳥は鳥取県が生産地の銘柄鳥で、徹底した品質管理をしています。大山鳥は種鶏の育成や飼育などを自社内で管理しています。一元管理体制によって、生産プロセスの厳しい管理が可能です。常に高品質な鶏肉を安定的に供給可能です。

専用の飼料を使用

大山鳥は飼料会社と共同開発した、専用の飼料を使用しています。鳥の腸内細菌を整えることで、健康な鳥の飼育が可能です。また、脂肪と筋肉のバランスが良く、通常の鳥よりも旨味を感じられます。大山鳥は一般的なブロイラーよりも長い期間飼育されており、28日以降については抗生物質を含まない飼料が与えられます。

豊かな自然環境

大山鳥は、豊かな自然環境で飼育されているのも特徴です。大山は日本四名山の1つに数えられる、鳥取県の名峰です。大山鳥は澄んだ空気と滋養豊富な天然水という、恵まれた環境の中で育てられます。豊かな自然に囲まれた環境で飼育されており、高品質の鶏肉を提供できます。

平飼いによるストレスフリーの飼育

大山鳥の魅力は、平飼いによる飼育方法です。鶏がのびのびと過ごせるストレスフリーの環境で育てられています。 平飼いとは、鶏を地面に放して飼育する方法です。ケージによる飼育の場合、移動できる環境が限定されており、徐々にストレスが溜まってしまいます。一方で平飼いなら、鶏が自由に動き回れるため、ストレスが溜まりにくいでしょう。砂浴びを楽しむ、木に止まって眠るなど、本来の習性に沿った生活が可能です。通常の鶏肉よりも筋肉が発達しており、深い味わいを楽しめます。

抱き身なら「炭火串焼 千喜」がおすすめ

おいしい大山鳥の抱き身を楽しみたい方は「炭火串焼 千喜」にお任せください。「炭火串焼 千喜」の抱き身はムネ肉から皮を取り、肉に切り込みを入れた後に再度分厚い皮を巻いてから調理します。肉汁を肉の中に閉じ込められるため、ジューシーな食感を楽しめます。

抱き身は、提供後すぐに味わうのがおすすめです。冷めてしまうと、閉じ込めた肉汁が外に出てしまいます。ジューシーな食感が失われることもあるため、できるだけ早めに食べるのが良いでしょう。

まとめ

抱き身は鳥のムネ肉と皮を使用した料理です。ムネ肉のうまみと皮のパリッとした食感を同時に楽しめます。自然に囲まれた大山鳥の抱き身なら、鶏肉本来のジューシーな味わいを楽しめるでしょう。

「炭火串焼 千喜」は、埼玉県越谷市にある炭火串焼店です。産地から厳選した肉を使用しており、1本1本を丁寧に串打ちしてからお客さまに提供しております。提供方法にもこだわっており、ラオスの工場で使用した炭を使用しています。高品質な木材を使っており、豊かな香りが特徴です。

店舗で提供している野菜の多くは地元の越谷産です。地元に密着した営業にこだわっており、新鮮でおいしい野菜を肉と一緒に味わえます。抱き身をはじめとした、こだわりの料理を楽しみたい方は、ぜひ「炭火串焼 千喜」をご利用ください。